コロナ収束後の海外旅行に思いをはせている人も多いのではないでしょうか?
僕は今まで世界61ヵ国の国を旅してきました。
どの国も非常に魅力的で、忘れられない思い出がたくさんあります。
本記事ではコロナ後の海外旅行に想いを馳せるあなたのために、僕がこれまでに行った国の中から特にオススメの国をランキング形式で5ケ国紹介させていただきたいと思います。
正直、ハマる国は人それぞれなので、万人にオススメできる国を選ぶのは難しいなーと思ます。
そこで、今回は僕と旅の趣向が近い人にオススメできるところをセレクトしてみました。
✅絶景が見たい
✅遺跡が好き
✅おいしいものが食べたい
✅サッカーが好き
✅節約したい
✅語学に自信がない
✅未知の世界に行ってみたい
上記の趣向を1つでもお持ちの人であれば、きっと楽しんでいただけると思います。
もしかしたら、
とかいう人もいらっしゃるかもしれませんが、参考までに読んでいただけると嬉しいです。
ぜひ参考にしてください!
動画版はコチラ↓↓↓
第5位 北マケドニア🇲🇰
第5位は北マケドニアです。
北マケドニアはバルカン半島に位置する国で90年代前半にユーゴスラビアから独立しました。
もしかしたら日本ではあまり知名度が少ないかも知れませんが、トップ5にランクインするにふさわしい魅力的な国でした。
北マケドニアは首都のスコピエとオフリドしか行けてませんが、どちらの街も印象的でした。
銅像だらけの首都スコピエ
首都のスコピエは銅像天国です。
街の中心部には至るところに銅像があります。
一つ一つに意味があるんでしょうが、
意味がわかっていない観光客の僕からしたら、ただおもしろいだけでした。
ほんとにたくさんありすぎて街を歩いてて笑えてくるレベルです。
マザーテレサ記念館
行くまで知らなかったんですが、スコピエはマザーテレサの出身地でもあって、マザーテレサ記念館があります。
マザーテレサ記念館にはマザーテレサの功績が写真で紹介されていたり、出生証明書などもあります。
マケドニアリーグ観戦
一応UEFA基準の大きいスタジアムにサッカーも観に行ったんですが、
あまりレベルは高くなかったです笑
なぜか平日の昼間に開催されていました。
スタンドはもちろんガラガラ…
本当に謎すぎました。笑
北マケドニア屈指の観光地オフリド
北マケドニアにはもう一つ魅力的な街があります。
それはオフリド です。
「北マケドニアに行ったら必ずオフリドに行け」と言われているくらい、オフリドは北マケドニア屈指の観光地です。
オフリドはオフリド湖のほとりに街があり、リゾートのような雰囲気がありつつ、古い教会があったり、絶景が堪能できる要塞のようなものもあります。
オフリド湖は透き通っていて本当に綺麗でした。
夏に行くと結構気温も高いので、泳いでいる人もいました。
夕暮れ時もかなりいい雰囲気でした。
天気がよかったからか夕焼けがとてつもなく綺麗でした。
↑↑加工なしでこの美しさです。
北マケドニアはこんな方におすすめ
- ちょっと変わったところに行きたい!
- 旧ユーゴスラビアの国に興味がある!
- 絶景が好き!
- リゾートでのんびりしたい!
- 物価が安いところに行きたい!
第4位 イスラエル
第4位はイスラエルです。
僕はエルサレムしか行ってないんですが、大都市テルアビブとか死海、南部のリゾート都市であるエイラットなど、見所は全土にたくさんあります。
3宗教の教徒が共存するエルサレム
エルサレムは歴史的に複雑な地域で、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地とされています。
エルサレムという街の名前は世界史の授業で一回は聞いたことがあるのではないでしょうか。
エルサレムの旧市街にはその3宗教の教徒がエリアを分けて住んでいます。
エルサレムには新市街地があって両地域は徒歩で行けるくらい近いんですが、雰囲気が全然違います。
旧市街地は歴史を感じる街並みや歴史的建造物があったり、雑多な市場があったりしますが、
新市街地は近代的な建物が立っていたり、トラムが走っています。
エルサレムの観光地としては嘆きの壁、岩のドーム、ダビデの塔など歴史的な見所がたくさんあります。
またキルストが十字架を背負って歩いたビア・ドロローサ、キリストが息を引き取ったゴルゴタの丘に建てられた聖墳墓教会もあります。
スコープス山
郊外にはスコープス山があり、街の中に沈んでいく感じの夕日が見れてすごく綺麗でした。
バスとトラムを乗り継いでいかないと行けないからか、日本人観光客でスコープス山まで行く人はあまりいないみたいです。
スコープス山からはエルサレム全体が見渡せるため、ぜひ行ってほしい場所です。
イスラエルはこんな方におすすめ
- 世界史に興味がある
- 遺跡が好き
- 世界の宗教に興味がある
第3位 メキシコ
第3位はメキシコです。
メキシコはマヤ文明やアステカ帝国の遺跡が各地にある、まさに遺跡天国です。
メキシコシティ郊外のテオティワカン初め、大規模なものから小規模なものまで至る所に遺跡があります。
メキシコシティ
地下鉄の駅の構内もさりげなく小さな遺跡があったりします。
メキシコシティでは移動の時間さえも飽きることがありませんでした。
国立人類学博物館には魅力的な展示品がたくさんあって、遺跡好きにはたまらない場所でした。
遺跡とか考古学に興味がある人なら1日いても飽きないかも知れません。
メキシコのサッカー
メキシコではサッカーはものすごく盛んです。
メキシコはサッカーのレベルの高さはヨーロッパに引けを取らないくらいだし、スタジアムもすごくいい雰囲気です。
点が入った時は興奮したサポーターが投げたビールとか食べ物とか色んなものが降ってきます。
チケットは、頑張ればチケットマスター(英語)で取ることができます。
メキシコで一番美しい街グァナファト
そして、メキシコに行ったらぜひ行ってほしい街がグァナファトです。
グァナファトはメキシコで一番美しい街と言われてて、ピピラの丘からはカラフルな街並みが見渡せます。
昼の風景、夕方の風景、夜景を見たくて昼の2時くらいから夜9時くらいまでずっと黄昏てました。
昼の絶景はもちろんピピラの丘は夜景もすごく綺麗なんです。
タコスが美味しすぎた
忘れては行けないのがメキシコのソウルフードのタコス!
これがヤバかった。
日本のメキシコ料理屋さんで食べるタコスは変にオシャレな調理のものが多く、そんなに好きではありませんでした。
現地のものはシンプルで手軽に食べられて、味も全然違いました。
今まで食べてきたタコスは何だったんだ!って感じでした。
まあ、今まで僕が行ったメキシコ料理の店がよくなかっただけかも知れませんが。。。笑
あまりに気に入りすぎて、タコスの皮を買って帰って日本で自分で作ってしばらくタコスばっかり食べてました。
メキシコは治安は悪いイメージかも知れませんが、油断しなければ問題ないレベルです。
どんな人でも楽しめそうな観光地だと思うので、まだ行っていない人はぜひ行ってみてください。
メキシコはこんな方におすすめ
- 絶景が好き!
- タコスが好き!
- 夜景が好き!
- サッカーが好き!
- ラテンの陽気な感じが好き!
第2位 アルバニア
第2位はアルバニアです。
アルバニアは日本人の95%が行かない国と言われてます。
30年くらい前まで鎖国状態にあったことからか情報もあまりありません。
しかし、いざアルバニアに行ってみると、
自然あり!
遺跡あり!
リゾートあり!
このように色んな顔を持ってる魅力的な国でした。
ベラティ
特にオススメなのがベラティです。
ベラティ城から見下ろす風景は絶景だったし、千の窓をもつ家のライトアップは幻想的でした。
料理も、肉料理中心のバルカン料理からシーフード料理まで、バラエティー豊富で食事も楽しめます。
物価はヨーロッパ最安レベルで、節約すれば1日1000円前後で生活できます。
アルバニアは情報の少なさ故に、首都だけ通過する人が大半のようですが、時間のある人はぜひじっくり周ってみてほしいです。
アルバニアはこんな方におすすめ
- 少し変わったところに行きたい!
- 自然が好き!
- 物価が安い国に行きたい!
- 秘境に行きたい!
- リゾートも好き!
第1位 スペイン
第1位はスペインです。
日本人の海外旅行の王道とも言える国ですね。
観光資源に恵まれているのはあらためて紹介する必要はないでしょう。
世界屈指の観光地であるため、インフラもかなり整ってて何不自由なく観光できます。
スペインで忘れてはいけないのがサッカーです。
バルセロナ、マドリード始め、スペイン各地にヨーロッパトップクラスのチームがたくさんあります。
ほんと、サッカー好きにはたまらない国です。
肉パエリア
食べ物もおいしいものばかり…と、言いたいところですが最初は僕はそう思ってませんでした。
なぜなら甲殻類アレルギーで、パエリアが食べられないからです。
なのでスペインに行く時は食べ物は諦めてました。
しかし、2回目にスペインに行った時に僕は見つけてしまました。
「肉のパエリア」
メニュー表でこれを見つけた時、すごく感動したのを覚えてます。
肉の種類も、鶏肉とかビーフもあったりバリュエーションも豊富にあり、どれも美味しかったです。
もし魚介のパエリアに飽きた時は肉のパエリアも是非試してみてください。
このように、スペインは観光、食べ物、治安、物価(仏、独、英に比べると若干安め)、全ての面において文句の付け所のない素晴らしい観光地と言えます。
スペインはこんな方におすすめ
- 世界遺産が好き!
- おいしいものが食べたい!
- サッカーが好き!
- 海外旅行初心者
- 王道の観光スポットに行きたい!
番外編 イエメン🇾🇪
ここまで1位から5位までを紹介してきたんですが、最後に番外編としてイエメンを紹介したいと思います。
イエメンは僕の海外旅行の経験で行ってよかった国の中でダントツで1位の国です。
なぜイエメンを番外編にしたかと言うと、イエメンは現在のところ内戦状態にあり、渡航できなくなっているからです。
このランキングはオススメのランキングなので、現在も行くことのできる国を対象にしているため選外にしました。
イエメンに行ったのは今から10年前で、ちょうど反政府デモの真っ只中でした。
治安の面で不安を抱えたままの渡航でした。
今まで、たくさん海外旅行はしてきましたが、この時ほど危険な目に遭うことを覚悟して旅に出たことはありませんでした。
今思えば褒められた決断ではありませんが、結果的に勇気を出して行ってよかったです。
イエメン旅行は、それだけ僕に人生において貴重な経験となったからです。
イエメンの異世界感はハンパなかったです。
まず、街並みが独特すぎる。
現存する街としては世界最古と言われていて、13世記からほとんど景色が変わってないらしいです。
13世期に生きていた人と同じ景色を見ているのかと思うだけで、感慨深いものがありました。
また、危ない時期であったため日本人はもちろん、欧米人の観光客もホテル以外で見かけませんでした。
どっちを向いてもイエメン人っていう完全アウェーの状態でしたが、アジア人は珍しいのかどこに行っても気さくに話しかけてくれるし、海外における人との触れ合いを楽しむことができました。
そして、一番衝撃を受けたのがイエメン人の生き方でした。
イエメンで知り合った人から言われたことです。
「日本人は毎日忙しく働き、ストレスを溜めてるらしいね。それで生きてて楽しいのか?イエメン人は人生を楽しむことに重きをおいているんだ。人生は楽しむことが大事なんだよ。」
僕には返す言葉がありませんでした。
実際にイエメン人を観察してみると、
道端のいたるところでカート(葉っぱみたいなやつ)を噛みながら談笑していたり、
ハマーム(日本でいう銭湯)の中でみんなで歌ったり踊ったり、
ストリートサッカーに興じたり、
…本当に人生を楽しんでるなという印象を受けました。
当時の僕は社会人2年目で、人間的にもまだ未熟だったし仕事やプライベートで何事も難しく考えすぎていました。
そのため、上手くいかないことも多くて壁にぶち当たりまくってました。
イエメンでの経験は、そんな僕に肩の力を抜いてくれ、「何事も楽しむ」という価値観を与えてくれました。
イエメンへの渡航以降、何か物事を選択する場面や困難なことに直面した時も「何事も楽しむ」という視点を持てば、不思議と上手くいくことも増えてきました。
「何事も楽しむことが大切」ということは特に斬新な言葉ではなく、多くの自己啓発本で飽きるほど言われています。
しかし、頭では分かっていても実際にイメージしづらいことではありました(少なくとも当時の僕は)。
本や人の話で知識として得ることよりも、実際に体験することの大事さもこの時に痛感しました。
自分もイエメン人と同じように、何事も楽しみ、心から笑っていられるような生き方をしようと心に誓いました。
イエメンの旅は海外旅行は楽しむだけでなく、時に自分を成長させてくれるきっかけを得ることができる、いわば付加的な要素もあることを初めて認識した旅でした。
まとめ
今回は行ってよかったオススメの国トップ5をテーマにお話させていただきました。
ここでおさらいしときましょう!
本記事のおさらい
5位 北マケドニア🇲🇰
4位 イスラエル🇮🇱
3位 メキシコ🇲🇽
2位 アルバニア🇦🇱
1位 スペイン🇪🇸
番外 イエメン🇾🇪
僕なりの視点で紹介させていただいたんで、魅力が伝わっているか不安ではありますが、どの国も素晴らしい国なので是非行ってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。