「一人旅をしてみたいけど、寂しい人って思われそうで気が引ける…」
一人旅をしたことがない人の中には、周りの目が気になってしまう人もいますよね。
僕はこれまで国内外問わず、たくさん一人旅をしてきました。
何を隠そう、僕は性格的に気にしーです。
でも、一人旅の時に関しては、不思議と周りの目を気にしたことはありませんでした。
もちろん、その人個人の性格にもよりますが、
正直、周りの目を気にして一人旅に出れないのはもったいないなーと思います。
僕自身、一人旅で素晴らしい経験をたくさんしてきました。
なので、お節介だとは思いながらも、一人でも多くの人に一人旅を経験して欲しいと思っています。
本記事では、周りの目が気になって一人旅に抵抗がある人に向けて、僕なりの意見を述べようと思います。
周りの目が気になって一人旅に出ることに躊躇している人は、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ一人旅で周りの目が気になるのか
そもそも、なぜ周りの目が気になるのか考えていきましょう。
一人旅をする上で、周りの目が気になるのは、だいたい以下の感情が原因ではないでしょうか。
「友達がいないと思われるのが嫌だなあ」
「周りの人に寂しい人だと思われそう。。。」
ではなぜ、
一人旅 = 友達がいない
一人旅 = 寂しい人
…のような概念が生まれるのでしょうか。
このことについて、僕は深く考えてみました。
あいみょんさんは友達がいないのか
(引用:JOIN ALIVE)
歌手のあいみょんさんをみなさんもご存知だと思います。
あいみょんさんは、グループではなくソロで活動しています。
さて、みなさんはソロで活動されているあいみょんさんを「友達のいない寂しいやつだ」と思いますか?
僕は1ミリも思ったことはありません。
みなさんも同じではないでしょうか。
なぜなら、あいみょんさんはグループで活動するという選択肢もあるにも関わらず、自らソロで活動することを選んでいるからです。(本人に聞いたわけではないが)
きっと、グループよりもソロの方が自分の世界観を表現できるから、ソロで活動しているに違いありません。
一人旅も同じではないでしょうか?
一人旅をしている人の多くは、友達がいないわけではありません。
何かしら一人旅に魅力を感じて一人旅を選んでいるはずです。
一人旅をしている = 「友達のいない寂しいやつ」だと思うことは、ソロで活動するあいみょんさんを見て「友達のいない寂しいやつだ」と考えることくらいナンセンスです。
同じように、一人旅を選んでいるからといって、「友達がいない寂しいやつ」ということにはなりません。
一人旅をしている人を寂しいやつだと思うこと自体、不可解な考え方だと僕は思います。
あなた自身が潜在的に一人旅に偏見を持っているから
「一人旅をしていると寂しい人と思われそうで心配」
このように考えているのは、
あなた自身が「一人旅をしている人は寂しい人」という偏見を潜在的に持っているからに他なりません。
「え、旅は自由だし、そんな偏見持ってないって!」
って思う人もいるかもしれません。
しかし、人間は自分の頭の中に存在しない考え方が、急に出てくるようにできてません。
「一人旅は寂しい」という考え方が出てくるのは、「一人旅をしている人は寂しい人」という潜在的な偏見があなたの中にあるからです。
あなたは一人旅をしている人を見かけると、「あの人は寂しい人だ」と無意識的に思ってしまう考え方なんです。
だから、自分が一人旅をしていると「あの人は寂しい人だ」と思われたくないといった考えが出てきてしまうのです。
前述のあいみょんさんの話のように、一人旅をしている人=寂しい人と捉えるのはナンセンスなことです。
自分がつまらない偏見を持っていることを認めた上で、もっと一人旅の素晴らしさについて目を向けてはいかがでしょうか。
周りの目を気にならなくするには?
「周りの目が気にならなくするにはどうすれば良いのか」
ここからが重要です。
周りの目が気にならなくなるようにするためには、次の3つのことを考えることです。
・「一人旅」に対するあなの自身の偏見をなくす
・寂しいって思われてもあなたの人生に全く影響しない
・一人旅を決断できる人は少数精鋭
それぞれ詳しく解説していきます。
「一人旅」に対するあなたの偏見をなくす
前述した内容と重複しますが、一人旅=寂しいというあなたの偏見をなくすことです。
一人旅=寂しいという偏見は、本当にナンセンスです。
観光地でたまに見かける一人でいる人は、自ら一人を選んでいるということを頭に擦り込みましょう。
寂しいって思われてもあなたの人生に何の影響もない
旅先で、
「あの人は寂しい人だな」
「あの人友達おらんのかな」
…と思われたとします。
見ず知らずの人に「寂しいやつ」と思われたとしても、あなたの人生に何か影響はありますか?
旅先で出会う人(観光地ですれ違う程度の人)は、今後もう二度と会わない人がほとんどです。
一人旅は、今しかできない経験がたくさんできる素晴らしいものです。
僕の価値観にはなりますが、もう会わない人の目を気にして、一人旅という貴重な経験をすることを躊躇することはもったいないと思います。
見ず知らずの他人にどう思われても、あなたの人生に1ミリも影響ないのですから。
あなたは、
もう二度と合わない人の目を気にして素晴らしい経験ができるチャンスを逃すのと、
思い切って一人旅に出て素晴らしい経験をするのと、
どちらを選びますか?
一人旅できるのは少数精鋭
エクスペディアの調査では、一人旅を経験している人は2人に1人とのことです。
エクスペディアはホテルや航空券のサイトを運営している会社なので、おそらく調査対象は旅好きの人だと考えられます。
日本人の全人口で調査したとしたら、一人旅経験者はもっと割合は少なくなると考えられます。
日本人のパスポート保有率は20%程度ということを考えると、海外一人旅経験者の割合はもっと少なくなることでしょう。
このように、一人旅を決断できること自体、誰にでもできることではないんです。
一人旅ができる人が偉いとか言うつもりはありませんが、一人旅を決断できる人は日本人の大半の人が経験できないことを経験しようとしているんです。
周りの目が気になっている人は、一人旅を決断しようとしていることに、もっと誇りを持っても良いと僕は思います。
関連
まとめ:一人だからこそ貴重な体験ができることに目を向けよう!
本記事では、「一人旅は恥ずかしい!?周りの目がどうしても気になる人に考えてほしいこと」をテーマに僕の考えを述べさせていただきました。
一概に「周りの目は気にするな!」というのは難しいです。
でも、他人に寂しい人と思われるデメリットと一人旅に出るメリットを比べると、明らかに後者の方が大きいです。
旅に限らず、周りの目が気になって何かを躊躇している人は、一人だからこそ得られる経験の貴重さについて考えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!